愛知県津島市文化会館 観戦記
対戦カード発表時に「本日出場予定のストーカー市川選手は慢性的なネタ不足のため欠場となりました。悪しからずご了承ください。」と一言入る。
◆第1試合◆
- ○YOSSINO、ミラノコレクションA.T.(11分50秒 ソル・ナシエンテ)×谷嵜なおき、堀口元気
- この試合ははっきり言って谷嵜がどれだけ踏ん張れるかでしょう。試合前は堀口の音頭で2代目サーファーコールの練習が行われる。実際谷嵜がピンチに陥った時には2代目サーファーコールが練習どおり巻き起こる。ピンチ脱出をするも、最終的にはYOSSINOの掌打、トルベジーノ、ソル・ナシエンテのお決まりコースでフィニッシュ。
◆第2試合◆
- ダニエル三島、○マイケル岩佐(7分11秒 反則)×ストーカー市川、TARU
- これは試合前の掛け合いのほうが面白かった。フロリダがTARUをお笑い芸人呼ばわりすると、TARUが登場。マイクを持つや「誰がお笑い芸人やねん!俺はヴィジュアル系だ!」と言い放つ。すかさず「TARUがヴィジュアル系なら私たちはジャニーズ系デース!」と返す。と同時にポーズを取る。TARUは「何や、そのポーズ。ジャニーズ系じゃなくて巨乳アイドルやないか。」とツッコミ。会場は大爆笑。菊池リングアナのコールが始まろうとすると、市ちゃんのテーマが流れる。当初はハンデキャップマッチの予定だったが、市ちゃんが菊池リングアナに賄賂を渡し、急遽タッグマッチに変更される。ベーカリー八木を交えての数珠繋ぎアームロック、ヘッドロック等が行われ、最後はマイケルが市川のヤリをバラし、頭に持ってきて苦しんだフリをし、ベーカリーが市ちゃんのヤリによる反則攻撃を宣告。
◆第3試合◆
- ドン・フジイ、○CIMA(10分46秒 シュバイン→片エビ固め)×高木省吾、大鷲透
- この試合のポイントはブラザーのジェットコール。「う〜〜〜ジェットォ!」ジェットこと高木省吾のパンチ攻撃の際にパンチのタイミングに合わせてジェットォ!会場にもジェットコールが広がり始まる。途中、フジイさんが高木に攻撃を加える時にはパクって「う〜〜〜〜フジイ!」が発せられる。最後はCIMAがシュバインをかましてからピン。試合後のマイクは「明日のディファではお前にシュバイン決めるぞ!」と大鷲を挑発。そのあとに大鷲がリングに上がり、ゴタゴタが始まるが、すぐ終わってしまう。ちなみに、自分の横に居た女の子たちは悪冠に黄色い声援を送ってた。「透ちゃ〜〜ん」とか「ジェット〜〜」とか。
◆セミファイナル◆
- ○横須賀享(12分 横須賀カッター→片エビ固め)×アンソニー・W・森
- この試合はほぼ横須賀ペース。アンソニーも食い下がるが、最終的には横須賀カッターで沈められる。でも、アンソニーも心なしか生き生きしているように見えたが、試合開始前の紙テープがイタリアンカラーになっているのは少々違和感を覚えた。横須賀の紙テープの量も多かった。
◆メインイベント◆
- brother YASSHI、○近藤修司、菅原拓也、望月成晃(15分47秒 キングコングラリアット→片エビ固め)×スペル・シーサー、セカンド土井、新井健一郎、ドラゴン・キッド
- 見所は近藤と望月の間に生じ始めている亀裂とノリに乗ってるキッド一派。序盤はドロドロの試合展開だが、途中近藤が土井を抑えてるところに望月がスーパーケンカキックを誤爆。二人はリングを降りて胸を突き合うが、その場はブラザーが間に入っておさめる。最後はモッチーがシーサーを押さえて近藤のキングコングラリアットが誤爆せずにシーサーを沈める。ブラザーのご機嫌ちゃんMCが行われ、UWAの6人タッグを取ったのはマグレとこき下ろしにかかるが、キッド組の反撃に遭う。土井のバカタレスライディングキックを喰らい、アラケンとキッドがカウントを入れる。悪冠はスゴスゴと退散。キッドのマイクで締める。各方面で言われるようにマイクパフォーマンスは拙かったが、「今、闘龍門は俺を中心に回ってるんだ!」という言葉は頼もしかった。ちなみにこの試合では女の子二人が赤コーナーのところに来て、「キッド」「修司」「土井君」などと節操なく声援を送っていた。