自分のスタイル

谷亮子のイラストらしい

ハッキリ言って「イヤガラセ」が自分の柔道における信条。
そのイヤガラセの究極が大物喰い、いわゆる格上の相手に勝つことである。
現状はやはり試合中のこざかしいイヤガラセにとどまっている。
例えば、組み手を左右コロコロかえて相手のリズムを崩したり、待てがかかった時に自分のリズムで開始線に戻ったりなど様々だ。
組み手をコロコロ変えると言っても、相手に技をかけさせないように逃げるのではなく、相手が技をかける隙を与えず、相手のリズムを崩して自分から先に技を仕掛けるための手段として使っているので、その点は誤解しないでいただきたい。

あともう一つのこだわりといえば寝技、とりわけ絞め技、関節技である。
立ち技でのポイント、押さえ込みでのポイントは審判の基準、時間によるもので、言わば第三者のさじ加減に左右される判定である。
一方絞め技、関節技は相手から直接マイッタを奪う勝ちで、相手に直接負けを認めさせる勝ち方*1であり、その時の勝利はえも言われぬ快感である。
自分が柔道やる限りは、絞め技、関節技に対するこだわりは持ち続けていたい。

*1:審判の見込みで一本を判断するケースもあるが、そのケースは除く