今日は子供の試合の引率。
観光バスを借りてちょっとした遠足チックだ。
今回の試合の内容は中部の某県の片田舎の大会で、参加チームはざっと109チーム。
小学1年から中学2年まで各学年一人の8人制の団体戦だ。
それだけに人数はすさまじい。
さらに驚くなかれ、参加チームは東京、神奈川、栃木、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、福井、滋賀、京都、奈良、大阪と広範囲に及んでいる。
たかだか片田舎の大会だが、大会の規模は結構規模は大きい。
で、我が道場からは2チーム出たが、両方とも1回戦は勝つものの2回戦で退治された。
試合前は畳の上で様々な道場がそれぞれに打ち込みをしているが、よその有名な道場の子供はやはり打ち込みからして違う。
小学生低学年から大人でさえなかなか難しい袖釣り込み腰を平然とこなしたりと驚かされっぱなしだ。
実際、ウチのチームと対戦した相手の小学2年生なんか、普通に谷落としかけて決めるからお手上げだ。
ウチの道場なんて低学年には背負い投げ、体落し、大内刈り、小内刈りしか教えてないから、それ以外の技出されたら対応できない。
他の試合見ていると、小さな女の子が大きな男の子に真正面から向かって勝って見せたり、試合終了間際に一本取っての大逆転を見せたり、柔道の醍醐味を存分に見た気がする。


あと、他府県からたくさんの道場が集まるということで、柔道場*1を使って、参加チーム同士で練習試合を行う所もあった。
そこにいるチームは大半が早々に負けて指導員がイライラしているチームで、子供たちよりも指導員が殺気立っていた。
その練習試合で負けた子供たちは指導員にイライラを直接ぶつけられ、中には涙ぐむ子もいた。
厳しく教えるのとはまた明らかに違っていた。
あそこまでいくと子供たちがかわいそうだ。
改めて指導員のあり方と言うものを考えさせられた光景だ。


ちなみに、この大会に大阪から「ミキハウス道教室」がエントリーしていた。
オリンピック三連覇成し遂げた野村忠宏の所属するミキハウスの道場だ。
まず、当然の如く柔道着の胸には「mikihouse」のロゴの刺繍。
あと、ウォームアップ時に柔道着の下に着るウェアがしっかりmikihouse
さらにグラウンドコートもmikihouse
さて、実力のほどは・・・・・ゴメン。知らない。(笑)

*1:大会は大競技場で行われているため、柔道場は空いている。