愛知・常滑市民アリーナ大会

TRUTH GATE第9戦 愛知・常滑市民アリーナ観衆920人(超満員)

マグナムが試合開始ギリギリに会場入り。いろいろ忙しいのかな?
自分は4000円の自由席に座るため、試合開始まで会場の隅で立って待機。
試合が始まると、自分は空いてる席へ移動。
2列目の赤コーナー近くに座る事ができた。
Blood Generationの面々が近くだった。

■第1試合 20分1本勝負■

ドン・フジイ(6分55秒、のど輪エルボー→片エビ固め)ダニエル三島
まずはダニエルが登場。そしてバレンタインデーに長男が生まれた事を報告。そして、その子供のためにブレイブゲートのベルトを取る事を宣言。引き続きフジイさんが入場。フジイさんの新テーマを初めて聞く。フジイさんのテーマというよりはBlood Generationのテーマと言う感じがした。菊池アナの「ダニエル三島」というコールが新鮮だ。試合が始まるとほとんどフジイさんのワンサイド。打撃、ぶつかり合い、すべてフジイさんが上を行っている。しかし、お笑いを封印したダニエル、膝蹴りで反撃の狼煙を上げると一気に会場が沸き返る。コーナーへの串刺し攻撃、バックドロップで反撃し、ルーテーズでフォールを奪おうとするが、フジイさんは普通に返す。ラリアット、のど輪落し、パワーボム、のど輪エルボーの連続攻撃には耐えられずあえなく3カウント。試合が終わるとフジイさんのセコンドに居たBloodの面々がダニエルに攻撃を加える。すると、堀口がリングに駆け込みダニエルの救出に入る。ダニエルの前に立ち、Bloodの動きを制しにかかると、ダニエルが起き上がり背後から堀口にルーテーズ一閃。ダニエルがマイクを取り、「堀口!誰が助けろなんて言ったんだよ!そんな事やってると足元すくわれるぞ!」と吐き捨てリングを降りる。そして、堀口と土井のブレイブゲートへ向けてのマイク合戦が繰り広げられる。土井は容赦なく堀口をハゲ呼ばわりし、挑発する。堀口も土井から取ると宣言し、その場は収まる。と思いきや、フジイさんのショータイムだ。フジイさんが練習生をリングに上げ、しばきにかかる。しこたまイビッたらそのままリングを去る。


■第2試合 20分1本勝負■

マイケル岩佐(6分46秒、強制ストレッチ)ストーカー市川
ダニエルが居ないせいかマイケルのマイクも何だか心もとない。市川は腹に「空港」の文字を書いて入場。*1マイケルがダニエルの健闘を称えた後市川とお笑いを提供すると約束。試合が始まると市川のヘタレっぷりが子供たちに大ウケだ。マイケルのパサーダ3連発でも歓声が起こる。後半で市川のブレーンバスター予告から自ら喰らうというお約束も大ウケだ。マイケルがブレーンバスターを食らわせた後市川の上体を起こし、マイケルがロープに走って市川を背後から押す。市川は開脚状態で後から押される形でその状態の痛みに耐えられずギブアップ。「強制ストレッチ」の謎が解けた。


■第3試合 30分1本勝負■

望月成晃横須賀享(12分16秒、ツイスター→片エビ固め)YOSSINOアンソニー・W・森
何度見てもYOSSINOの新テーマで入場するアンソニーの姿はしっくり来ない。試合が始まると横須賀の動きが目立っていた。しかし、横須賀がモッチーにスイッチするとYOSSINOもアンソニーも動きがよくなる。これはドリームゲート王者の包囲網が厳しくなっていると見ていいのか。モッチーも思うように動けず戸惑っていた。そのままの展開で終盤までもつれる。YOSSINOが横須賀にソル・ナシエンテで畳みかけようとすればモッチーがカットに入り、アンソニーが捕まりかけると思いきやジャンボの勝ちを喰らってもフォールを許さず息詰まる攻防が続くが、最後はモッチーがアンソニーをツイスターで沈める。


■休憩中■
マイケルと市川のスカパー販促活動。
その前に市川のネタが始まる。
音楽はヒロシのネタの時に流れるやつだ。
「寛二です・・・・昨日バスの時間間違えて大幅に遅刻したとです。」
「寛二です・・・・その罰金で2万円も取られたとです。」
などの自虐ネタだ。
会場の空気も微妙に。
引き続きスカパー販促活動、クラブニッポンカードの案内だ。
サイン会ブースにはモッチーと横須賀が居て、市川の寒いネタに対しモッチーがゴミを投げつけていた。
横須賀もプッシュアップバーを振りかぶっていた。


セミファイナル 45分1本勝負■

新井健一郎&スペル・シーサー(9分51秒、阪神タイガースープレックスホールド)マグナムTOKYO谷嵜なおき
アラケン&シーサーはシーサーのテーマで入場。引き続きダンサー、Do FIXERの面々、マグナムが入場し、ダンスを披露する。初観戦と思われる大半の客はダンスの派手さに度肝を抜かれた様子だ。ダンスが終わるといきなり谷嵜がキレキレでマイクを取る。矛先はシーサー。ブレイブゲートで潰す宣言だ。一方シーサーは冷静に「お前も懲りないねぇ。」と返す。その淡々とした雰囲気が笑いを誘う。シーサーは「今日はお前から3カウント取る」と宣言。マグナムがマイクを取り、谷嵜に言う。「お前、今日はタッグマッチだぞ。アラケンと俺の立場はどうなるんだ?」「暴走するなよ。シーサーは見て行け」と促す。谷嵜はその場は頷くもののコールが終わるや否やシーサーに襲い掛かる。アラケンとマグナムは唖然としている。谷嵜はハイテンションで暴れるが、シーサーは冷静に対処。マグナムとアラケンがリングに入ると、二人の存在感が前のシーサーと谷嵜を圧倒する。やはりマグナムの一挙一動に歓声が沸き、アラケンの飛び出し注意の時には格好に対し笑い、決まったときには歓声が起こる。途中、谷嵜がシーサーをカバージョで捕らえ、マグナムに顔面キックを促すと、マグナムは迷わず谷嵜の顔面にキックを入れる場面もあった。谷嵜がアラケンに捕まると、マグナムはカットに入るが、谷嵜にも蹴りを入れる。そうこうしているうちに、またリング内では谷嵜とシーサーが向かい合う。距離を置いてにらみ合っているところでアラケンが背後から忍び寄り阪神タイガースープレックス一閃。カウントが3つ入りアラケンの勝利。ドリフの「志村、後ろ後ろ」のノリだ。
試合が終わり、谷嵜がマイクを取る。「シーサー、見たか。お前には負けへんかったぞ!」すかさずマグナムは「シーサーに負けてないけどアラケンに負けたじゃねーか!」とつっこむ。再度谷嵜は「シーサーには負けなかった」と言い、マグナムが困ったときにタイミングよくYOSSINOが入ってくる。そこでその場を締める役目をYOSSINOにスイッチ。YOSSINOはシーサーに向かいマイクを始める。「シーサー、お前調子いいみたいだな。(横たわる谷嵜を指差して)コイツも別の意味で調子いいみたいだけど。」シーサーは役1年前の名言(?)を再度投げつける。「名古屋ではソル・ナシエンテは俺には決まらない!」YOSSINOはそれに答えようとするが、「俺の技はソ、ソ、・・」と噛んでしまう。自分の技の名前を噛んでしまうと悔しがる。「俺の技はソルナシエンテだけではない。アナザー・スペースだってある事を忘れるなよ。」と返す。シーサーは対抗して「俺だってヨシタニックでドーンって決めてやる!」と応戦。YOSSINOは「ドーンってどんなんや?」と聞くと「どーん!って」と普通のトーンで返す。会場大爆笑。そこで、谷嵜が横たわったまま「おーい!何がドーンじゃぁ!YOSSINOも自分の技の名前噛んでんじゃねーぞ、コラァ!!」と叫ぶ。谷嵜がマイクを続けようとするとYOSSINOとシーサーはそそくさとリングを去り、谷嵜を放置プレイ。構わずベルトを取るだの意気込みを叫ぶが、会場の空気は微妙になる。


■メインイベント 60分1本勝負■

ドラゴン・キッド&○堀口元気&斉藤了(19分2秒、逆さ押さえ込み)CIMA&土井成樹鷹木信悟
先にBlood Generationが入場。なぜか鷹木が居ない。CIMAがマイクを取り、その場に鷹木が居ない理由を説明。鷹木の事を一方的にライバル視している谷嵜が微妙な空気にしたことを詫びて自分の入場で再度会場を盛り上げるという事を振る。そこでCIMAが会場を煽り、鷹木の登場だ。リングに上がり腕立て伏せ10回、コーナーに上がりポージング、そして正面エプロンで背面、前面向いてのポージング。これはさすがに盛り上がった。自分の後ろに居た子供も思わずすげえと言ってしまうほどだ。引き続きDoが入り、コールが始まる。斎了ですごい量の紙テープが飛ぶ。ドリームゲート効果か。引き続き堀口のコールの時にBloodが襲い掛かる。すぐさま場外戦だ。リングに戻ると捕まるのは堀口だ。土井と鷹木に手厳しい打撃攻撃を浴びせかけられる。時にはCIMAが入ったりとBloodからするとやりたい放題だ。しかし、堀口のやられるパターンはいつもの事だ。次はキッドが捕まる。Bloodの肉体をふんだんに使った攻撃でキッドは着々とダメージを加えられる。が、地元愛知県出身のキッド、意地を見せ土井を捕まえる。するとペースは一転Doのもの。キッドと斎了が反撃に出て、堀口がトペ・トビウオを出して会場が沸き返る。が、再度堀口がCIMAに捕まる。シュバインで万事休すと言う状況から堀口は切り返す。しかし、CIMAはトラースキックを見舞い、パーフェクトドライバー2連発で勝負を決めにかかる。それでも堀口は起き上がる。今度はキッドが反撃に出て、土井にウルトラ・ウラカンラナを決めに行くが、鷹木がカット。今度は鷹木と堀口が対立。鷹木の打撃と堀口のテクニックの勝負となったが、最後を決めたのは堀口の逆さ押さえ込み。カウントが3つ入り、堀口がマイクで「今日も神が宿ったぞ〜!」と声高らかに叫ぶと、すかさず土井がこの日出せずに居たバカタレスライディングキックを堀口に見舞う。さらにフジイさんのオンステージ第2幕が始まる。再度練習生がリングに上げられ、フジイさんが公開処刑を敢行しようと練習生がロープに振られると、その練習生はフジイさんのラリアットをかいくぐり、ドロップキックを見舞う。会場は大盛り上がりだ。練習生はダッシュで逃げる。Bloodも練習生を追いかけ、そのまま退場。堀口がマイクを持ち、「あの練習生のドロップキック一発で俺の勝ちがどっか行っちゃった」と悔しそうだ。最後は地元出身のキッドにマイクを振るが、キッドは「俺に何を求めるわけ?それはお前らだってよくわかってるじゃん。」と逆ギレ気味。斎了と堀口は「だからって俺たちを頼りにしないで下さいよ。」とつき返す。キッドは「俺がこうやって喋っているうちに噛むんだよ。絶対噛むんだよ。」と谷嵜に近い口調で流暢に喋る。堀口は巧みな話術でキッドを陥れてキッドへのブーイングを煽ったりもする。客席からの「タイトル戦が見たい」って声に応えて、堀口が「俺が今度のブレイブゲート取って、常滑でもタイトル戦のPPVしようじゃねえかー!!」と叫ぶと会場は盛り上がり、興業がうまく締まる。マイクに関して、堀口はすごくいいと思った。

*1:常滑市中部国際空港セントレア)ができました。