DRAGON GATE 名古屋国際会議場大会 観戦レポート

◆第零試合

○トザワ(逆エビ固め)●カツオ
二度目のデビューはダテじゃないと言った感じか。
終始トザワペースで、「カツオー!」って声援が多かった。
カツオも声援を受けて時折反撃するも全てにおいてトザワが一枚上手。
これまで散々苦しめられた逆エビ固めをカツオに見舞いギブアップを奪う。

◆第一試合

CIMA&ドン・フジイ&●鷹木信悟吉野正人阪神タイガースープレックス)横須賀享&○新井健一郎K-ness.中嶋勝彦

まずはBloodの面々が登場。
ベルトを独占したと報告。
FM2Kも颯爽と登場し、コールを受ける前からみんなスカジャンを脱ぎ始めていた。
案の定両コーナーのコールを終えると同時に両軍が一気になだれ込む。
CIMAは中嶋くんを狙っていて、岸和田兄さんと一緒にボコってた。
序盤はお互いの顔合わせが繰り広げられ、中盤になると吉野が横須賀のニーパット、サポーターをはずし、一気に全員で攻め込む。
スーパードロールも4人のバージョンでかなりえげつなかった。
横須賀が何とかBloodの集中砲火をしのぎきるとK-ness.がフジイさんに襲い掛かったり中嶋くんが鷹木とバチバチにシバき合ったりで歓声が一気に上がる。
中でも中嶋くんの一挙一動に客席が沸き返る。最後は横須賀のジャンボの勝ち、中嶋くんの上段回し蹴りで鷹木を畳み掛け、とどめにアラケンの阪神タイガースープレックスが突き刺さる。
欲を言うなら中嶋くんのR-15は見たかった。

◆第二試合

マイケル岩佐ダニエル三島(片エビ固め)●ストーカー市川&しゃちほこマシーン

まあ、いつもの試合を想像していただいて差し支えないです。
まあ珍しいところと言えば名古屋と言うことでしゃちほこの声援がものすごかったぐらいか。
市ちゃんは思いっきり無視されまくってた。
最後は市ちゃんがツープラトンで投げられてそのままフォールを許す。
その投げ方が何か独特で自分は初めて見る形だった。
何だか大きく弧を描きながら市ちゃんがスピンするような形だった。

◆第三試合

マグニチュード岸和田ノーコンテスト)▲谷嵜なおき
※アラケンの乱入
まあ、これも神戸の再現と思って差し支えないでしょう。
岸和田兄さんがラストライドの態勢に入るとアラケンがスワン式のミサイルを見舞い、バックドロップを見舞ったところでノーコンテスト
試合後に岸和田兄さんが「何がしたいんじゃ?コルァ!」と叫ぶとアラケンは「はぁ?まだわからねえのか?」と返し、ドリームゲートの挑戦を表明する。
岸和田兄さんもそれを了承し、「お前の好きなところで受けてやる」と言い放つ。
これでアラケンVS岸和田兄さんで決定と見ていいのかな?他にも誰か待ったかけるのかな?

◆第四試合

斎藤了堀口元気(ドラゴン・スープレックス)アンソニー・W・森&●BxBハルク
Doの二人がイケメンの二人にライバル心と言うか嫉妬心をむき出しにしてつっかかっていた。
これまで見たことない動きと言えば斎了がアンソニーをロープに捕らえ鼻フックを四方に披露したぐらいか。
まあ、負けはしたもののハルクの成長も伺える内容だった。
飛び技、ソバットの飛形がキレイで、それぞれの技にも重みが見てわかるようになっっていた。
あっ、「マラハ・イサッパ」はありましたよ。


◆第五試合

マグナムTOKYO天龍源一郎(ノーザンライト・ボム)望月成晃&○佐々木健介

マグナムはハナっからモッチーは眼中にない感じ。
マグナムとモッチーがリングに立つと、マグナムはすぐさま健介を呼び込む。
しかし、力の差は歴然。
エルボー合戦を行えば健介が圧倒的に重いエルボーを浴びせ、マグナムは腕ではかなわないと見ると足に切り替えて健介に蹴りを浴びせる。
モッチーは天龍に自慢の蹴りを容赦なく浴びせる。
120kgある天龍をブレンバスターで投げきったりと見せ場を作る。
三角蹴りも踵落としも惜し気なく浴びせる。
天龍もモッチーにグーと逆水平のコンボを何度も浴びせ何度も浮かせる。
天龍と健介が向かい合えば健介はすぐさまストラングルホールドγをかける。
さすがの天龍もロープに逃げるのが精一杯。
最後は健介が粘るマグナムをかかえあげ、こらえようとするマグナムをそのまま落とし込みノーザンライト・ボム。
サックリスリーカウントが入り健介の勝利。
マグナムはなかなか立ち上がれない。
天龍の肩を借りて一度立ち上がってもすぐに大の字になって倒れこむ。
この光景がノーザンライト・ボムの破壊力を物語っている。

◆第六試合〜ブレイブゲート選手権試合

土井成樹(王者)(ドラゴン・ラナ)○ドラゴンキッド(挑戦者)
※キッドが第2代ブレイブゲート王者となる。
キッドがゆっくりとリングイン
土井もベルト、メンバーを携えての入場。
土井のコスチュームがマイナーチェンジしている。
タイトルマッチ宣言、ベルト返還を行い、試合が始まる。
キッドの動きのキレがいつになくいい。
しかし、場外でのキッドのフランケンシュタイナーを土井がスカし、キッドが一気に場外で倒れこむ。(キッドが失敗したのかもしれないけど)
これで一気に土井のペースに。
キッドはマスク破られるわセコンドの介入あるわでBloodがやりたい放題。
普通にブーイングが浴びせられる。
キッドへの声援がひときわ強くなるもなかなかペースをつかめず。
終盤になるとキッドのウルトラ・ウラカンラナは決まらず、ドラゴン・ラナに行こうとすると吉野がパウダーを浴びせ、再度土井のペースに。
DOI555→バカタレスライディングキックの必勝リレーも決まらず一進一退の攻防が繰り広げられる。
土井が決めようと雪崩式のDOI555に行こうとするとキッドはそれを雪崩式のスタナーで返す。
再度ドラゴン・ラナに行こうとすればフジイさんが捕まえてCIMAがヴィーナス→アイコノクラズムでアシスト。
そして土井がキッドを羽交い絞めにすると鷹木が走りこみラリアット一閃。
しかし決まった相手がかわしたキッドの後に居た土井。
要は誤爆だ。
土井が立ち上がったところで谷嵜が鷹木からブルーボックスを奪い取り、土井の頭に一発。
会場は一気に沸き返る。
両軍セコンド同士が抑え合い、土井が立ち上がったところで伝家の宝刀、ドラゴン・ラナが発射。
カウントは3つ入ってキッドが新王者に輝く。

認定証を授与し、キッドが受け取り、土井がキッドの腰にベルトを巻きに行くと思いきや、土井はベルトでキッドを殴打。
まだまだ因縁が続きそうな予感だ。
土井に対してブーイングがこれまでにないぐらいに凄まじかった。
キッドがブレイブ発祥の地、地元名古屋で待望の戴冠だ。
みんな惜しみない拍手を送っていた。


◆その他
(1)この日の試合は東海テレビで11/20(日)24:30〜25:25で放送されます。ダビるでぇ〜〜。
(2)佐々木健介藤田宗一に見えた。
(3)土井の新コスチュームは従来のものに赤い線が縦横無尽に描かれていました。多分ポージングで使うロープをモチーフにしたのではないでしょうか。タイツとニーパットに模様が入っていました。