愛知・昭和スポーツセンター大会

ときめきボラギノール

◆第1試合 シングルマッチ30分1本勝負◆

永島千佳世(5分27秒 ジャーマンスープレックスホールド)●林ひとみ
林、元気なのは分かったからもう少し考えていこうぜ。猪突猛進もいいけど、技の引き出し少ないの丸分かりだよ。今後もっと技を磨こうよ。まあ、永島の余裕の勝利ですね。



◆第2試合 タッグマッチ30分1本勝負◆

ダイナマイト関西デビル雅美(12分02秒 ダイビングフットスタンプ→体固め)●広田さくらカルロス天野
ときめきボラギノールの登場だ。と思いきや、ガウンを着ていない。それどころか広田は天野のコスプレをしている。まず、これで一つ儲け。リングに上がり、広田がマイク。「家庭を持ち込んで申し訳ないけど、母セツコが最近コスプレが少ないってうるさいから今日これで来たんだよ。これで満足か?」と母に問いかける。金髪で派手な母はOKを出す。リングアナのコールが始まり、広田の時になると半笑いで「カルロスさくら」とコール。会場からはおびただしい量の紙テープが舞う。それをリング上の選手、広田がなぜか後始末。その間に試合が始まる。広田は天野のコスプレということで天野と同じ裸足。ロープ渡りの時には激痛が走ったらしい。天野と広田のコンビネーションに不協和音が生じたかと思いきやぴったり息を合わせたりとなんとも不思議なタッグだ。途中天野が関西のスプラッシュマウンテンの体勢につかまると、広田はときめきメモリアルで天野を救出。しかし、それが関西の逆鱗に触れたのかフットスタンプでつぶされあえなくフォールを許す。もう一つの見せ技、ボ・ラギノールは炸裂しました。あと、相手の関西、デビル、伊藤レフェリーもみんな笑いながら試合していた。広田と天野の内輪もめの際に関西が「おい、お前ら!」って叫んで間に入ったはいいが、その後の言葉が続かず、微妙な空気になって照れ笑いするシーンもあった。


◆第3試合 タッグマッチ30分1本勝負◆

里村明衣子&●山田敏代(17分13秒、エビ固め)○豊田真奈美浜田文子
この試合、悲しい事に展開は読めた。この試合、明らかに浜田だけ動きが違っていた。前からなんだけど、浜田だけがルチャの動きだった。宙を舞う姿の華麗さでは他の追随を許さないでしょう。山さんのキックもなかなか見た目にかっこいい。里村のケンカファイトも目を見張るものがあった。デスバレーも 見られる。しかし、里村のスコーピオライジングは見れなかった。残念。最後は山さんが豊田にフォールを許す。ずっと前から気になってたけど浜田のサポーターってどうなってるのでしょうか?横は紐で地肌が見えている。まさか穿いてないって事はないよね?ズボンの前後の部分に縫いつけてるのかなぁ。


セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負◆

長与千種(8分23秒、足4の字固め)●尾崎魔弓
何やら長与はD-FIXと因縁があるらしく、この試合もそれがらみっぽかった。尾崎は長与の負傷した膝を執拗に攻める。しかし、長与も逆襲に出て、尾崎の足を攻めに出る。長与が尾崎の膝に椅子を叩きつけようもんなら会場は大歓声。その後、長与が足四の字でギブアップを奪う。足四の字ってギブアップ奪える技だったんですね。試合後尾崎が持ってきた竹棒で長与が尾崎を打ち据え、へし折る。尾崎の退場時も他の正規軍(?)から攻められていた。終いには山さんのローキックで飛び上がる。花道の奥のドアから「なめんじゃねーよ」とか捨てゼリフを何度か飛ばしていた。



◆メインイベント タッグマッチ60分1本勝負◆

ライオネス飛鳥&●シュガー佐藤永島千佳世(18分35秒、裏拳→片エビ固め)輝優優&植松寿絵&○アジャ・コング
植松の「卑怯者」、輝の「偽善者」Tシャツが印象的だ。 アジャは一斗缶を提げての入場だ。永島は長与がへし折った竹竿を持っての入場。竿を相手に向けて挑発する。佐藤は化粧回しをしての入場。笑えた。そして飛鳥は椅子を抱えての入場。何者をも圧倒するオーラが出ていた。試合が始まると目立ったのが植松と輝の連携の良さでしょうか。ダテに過去AAAWタッグ王者についていませんでしたね。植松の空回り具合は堀口元気とかぶると思うのは自分だけでしょうか?その植松、受けに回ってはミラノ以上の体の柔らかさを披露する。輝は全体的に完成された動きを見せる。アジャは裏拳を警戒されていた。佐藤もアジャに当たり負けしていなかった。飛鳥は圧倒的な存在感を見せ付けてくれた。永島は2試合目とは思えないキレのある動きを見せてくれた。最後は佐藤がアジャの裏拳に捕まりフォールを許す。試合後は植松だけがつかまり、みんなにボコられる。輝は助けに入ろうにも入れず、アジャは輝に助けに入るようたきつけるがそれも出来ず。