2004大治町みんなでやろまい夏祭り

我が町年一度のお楽しみの夏祭り。
毎年愛知県内、近隣の県から多数のファンが見に来る。
何故かと言うと無料だから。
昼に様子を伺いに会場の小学校を探索すると本部長、八木、谷嵜がリングを設営。
昼食を取りに帰るところで選手のバスが到着。
小学校に隣接する保健センターを控え室として使っていました。
そのまま帰り、昼食を取ってサイトの日記片付けようと思ったらついウトウト。
15:30頃、再び会場に向かう。
するとプールのそばでは中で泳いでいるCIMAや谷嵜を見守っていたり、テントのグッズ売り場にたかったり、リングのそばのブルーシート脇で場所取りを構えたり様々な光景が見られた。
リング上ではミラノ、YOSSINO、キッドがウォーミングアップ。
リングの脇にはベンチプレス等筋トレグッズが並んでいる。
キッドは85kgで普通にベンチプレスしていた。
後に堀口が合流してストレッチをやっていた。
そして、カラーコーンの場所が前に移動すると待ち構えたみんなが一気に前になだれ込む。
17時になり、試合開始だ。
対戦カードは発表されない。
入場時に初めて明かされるようだ。


◆第1試合◆

横須賀享、○望月成晃[10分50秒 無滞空超低角度後方回転エビ固め]×ドン・フジイ、CIMA
最初にコールされたのがFinalM2Kの横須賀とモッチー。なかなか入場しない。控え室が遠い分遅れたのか。もうテーマ曲が終わりそうな勢いだった。紫と白のスカジャン、黒のスカジャンで二人が現れる。二人が居るだけで、それだけで頼もしげな雰囲気だ。引き続きクレイジーの入場。CIMAはプラカードを持って入場。試合前にはサインボールが投げ入れられる。フジイさんは横須賀が背中を見せたときに思いっきりサインボールをぶつけていた。CIMAは思いっきり遠くへ投げていた。ゴングが鳴るとリングにはフジイさんと横須賀。周りからは享コール。フジイさんは機嫌を損ねて帰ろうとする。するとどこからともなくフジイコールが起こり、どうにかリングイン。フジイさんは珍しく丸め込み技を連発する。最近練習に力を入れているというグランドの成果を出そうというものか。そういうやり取りの末パートナー交代でCIMAとモッチーがリングイン。こっちの攻防はモッチーのキック主体だ。CIMAが座り込んだところでモッチーが背後にキック。フジイさんが救出に入ろうとするとフジイさんにも強烈なキック。横須賀が入ると一気に形勢は逆転。クレイジーのペース。横たわる横須賀に対しどんな連携見せるかと思えばフジイさんがCIMAをおんぶしてのヒッププレス。見た目はコミカルだがダメージは結構ありそう。単純に大鷲の1.5倍の重量だ。横須賀をコーナーに座らせるとCIMAのヴィーナス!が不発!突き上げる手をすかして、空いた脇からCIMAを抱きかかえ、雪崩式に投げ落とす。横須賀の反撃でコーナーに上ったところでフジイさんがフォローに入り座らせ、横須賀を押さえる。今度はスカされずにヴィーナスが炸裂。アイコノクラズムまでこぎつける。カウント3は奪えず、フジイさんが横須賀を起こし背後から抑えると、CIMAのトラースキックがフジイさんに誤爆。そこでモッチーが現れ、ウラカン・ラナで丸め込んでカウント3。試合後はCIMAがフジイさんにしきりに謝っていた。さらに、CIMAはフジイさんの首筋にキスをしていた。お詫びのつもりなのだろうか。


◆第2試合◆

ダニエル三島、○マイケル岩佐[6分16秒 反則(レフェリー暴行)]×谷嵜なおき
最初にマイケル&ダニエルが登場。ディファで100連勝の報告とダニエルの結婚の報告だ。マイケルはできちゃった結婚と言っていたが、ダニエルは入籍した後に妊娠が発覚したから「できちゃってました結婚」で〜すと強くアピール。話題を対戦相手に振ると「今日の相手は谷嵜なおきでーす」とダニエルが答える。ファンの一部は思わずキャーと歓喜の声を上げるが、マイケルがそれで不機嫌になる。そこから波乗りの時の「乗っちゃうぞ!○○」の○○を予想する。マイケルは「乗っちゃうぞ!大治町!」ダニエルは「乗っちゃうぞ!夏祭り!」と予想。谷嵜が入場し、会場に投げるサインボールの一つを花束贈呈する小学生の1人に渡し、首に下げていたレイを花束を直接渡した小学生(サインボール渡した小学生とは別の子)にあげていた。ダニエルは対抗して手首にまいていたテーピングを渡そうとする。試合が始まるといつもの調子だ。八木大活躍。八木を交えてのコーナー顔面足蹴に、数珠繋ぎアームロック、ヘッドロックが繰り出され、みんなで一斉にロープに振ると飛ばされたのは谷嵜だけ。まちかまえるのは残り3人のカウンターキック。そこで、3人で「う〜っ」のポーズ。八木は気に入ったのか、リングの片隅で試合そっちのけで1人「う〜っ」を繰り返す。マイケルがなにやってるんだ?みたいなノリで近寄ると、そこで八木はマイケルを投げる。ダニエルを投げる。谷嵜は握手をしにいくと、その手を取られて投げられる。得意になってポーズをとるとマイケルは頭を叩いてツッコミ。谷嵜がダニエルを捕まえると、「乗っちゃうぞ!小学校!!」と叫ぶ。会場は微妙な空気になり、ブーイングが起こる。ダニエルもたまらず「勘弁してくれよ」って表情で手を振りほどく。おかげで波乗りできず。その後、マイケルを何とかフォールしようとするとダニエルがカウント2で八木の足を掬う。谷嵜の抗議の際にマイケルが後ろから押して顔を殴らせ、ひるんだ所でマイケルが谷嵜の手を取り、手を回転させながら八木を叩いていた。マイケルが谷嵜をロープに振って、谷嵜がマイケルに蹴りを入れようとすると、マイケルはかわし、その先には振り返った八木が居て、見事にヒット。それがレフェリーの暴行と見なされ、谷嵜の反則負け。


◆メイン◆

堀口元気、○ドラゴン・キッドYOSSINOミラノコレクションA.T.[13分57秒 ウルトラウラカンラナ]×菅原拓也"b" YASSHI大鷲透近藤修司
まず、堀口たちがリングイン。みんなサインボールを持っての入場。ミラノは片手にミケーレ、片手にサインボールと何ともぎこちない入場だ。引き続き悪冠が入場。用意された花道(学校にある下駄箱の前の板)からではなく、そのすぐそばの地べたをヅガヅカ歩いての入場だ。自分のすぐ横を通る。先頭にブラザーが赤箱を、続いて近藤がブルロープを提げての入場だ。大鷲はしんがりで悠然と入場。リング上で花束を持った小学生はびびりまくってる。ブラザーは小学生にちょっかいかけようとするが、それをミラノがそれとなくかばう。花束は無事渡されるのか心配だったが、何とか普通に渡される。子供が下りたところでブラザーは花びらや葉っぱををむしっては堀口に投げつける。堀口はそれを口でキャッチしようとするシーンが会場の笑いを取っていた。選手のコールの最後はミラノで、ガウンを自らはだけさせたところでゴングを待たず試合開始。のっけから場外乱闘だ。ブラザーは早速花束でキッドだか堀口を叩きつけていた。リングに戻ると近藤がキッドを痛めつけていた。ブルロープでのハンギングなど恒例の技を見せる。キッドはなんとか切り抜け、その後YOSSINOがブラザーを攻め込む以外はほぼ悪冠ペースで試合が続く。ブラザーは堀口とYOSSINOの急所を両手でつかんだ上にキッドの股間をかみついたりとお子様の前にはふさわしくない技を出す。キッドがリングを降りるとセコンドの谷嵜がキッドの股間にコールドスプレーをかけるが、キッドは嫌がっていた。一方リングではミラノが大鷲に卍固め(これってイタリアンストレッチNo.27なのかな?)、YOSSINOが菅原にフロムジャングルで極めにかかるが、大鷲のパワーであっさり振りほどかれる。その次の悪冠のターゲットは堀口。近藤&大鷲の龍原砲などで徹底して痛めつけられる。さらに近藤は堀口にカラーコーンをかぶせてトラ棒をバットスイングで殴打し、カラーコーンが飛び、堀口がもんどりうって倒れる。その光景をブラザーが素で大爆笑していた。屋外の会場ならではの凶器攻撃だ。会場のどこかからH・A・G・Eコールが巻き起こるが、キッドは「早いよ!」ってツッコミを入れる。さらにピンチになったところでメガホンを出し、キッドはミラノに音頭を振る。人が多いせいかH・A・G・Eコールが大きい。びっくり。堀口が何とか切り抜けると、またグチャグチャした戦いが繰り広げられる。そのグチャグチャに終止符を打ったのが地元愛知県出身ドラゴンキッドのウルトラウラカンラナ。見事に菅原を捕らえ勝利。試合後はまた神田レフェリーがそそくさと逃げる。近藤とブラザーはリング下からキッド組をにらみつけるが、堀口がマイクで「お前らみたいに汚いやつらは大治町に似合わないんだよ!」と言い放ち、帰れコールを煽る。そこで悪冠はすごすごと退散。一度キッドにマイクを振って失敗して、再度キッドに振ると8/22名古屋国際会議場の宣伝をする。最後を締めたのは堀口。大歓声を受けて「また来年も来ていいですか?」「年一度恒例の夏祭り、また来年も来たいと思います!」と来年を約束する。


個人的な感想

  • 最近大きな動きが目立つDRAGON GATE、こういう地方とのささやかな交流も今後大事にして、続けて欲しい。
  • 谷嵜の波乗り、地元民としては「乗っちゃうぞ!大治南小学校!!」だったらよかった。
  • 前日の刈谷より面白かった。
  • 前日の刈谷と比べて、時間も15分程度短いだけだった。メンツもマグナム、ジェット、SUWAが居ないだけだった。