愛知・豊田市体育館大会

◆試合前◆
同行者が焼肉かるびでモッチーのサイン色紙と一緒に貰った優待カードを入場券売り場で提示すると、新しいカードと交換してもらえる。*1
しかも有効期限が17年3月だったのが11月まで延長されていてラッキー。
自分と同行者は3000円の「優待席」を購入するが、席の番号が書いてない。
入場時に練習生に聞いてみると、「番号の振ってない席ならどこでもいいですよ」との事。
しかし、いくら探しても全部の席に番号が振ってある。
再度問い合わせてみると、「すいません。さっきのは間違いで、空いてる席どこでもいいですよ。指定席の方が来たらその時はまた他の空いてる席に移動してください」と言われる。
気付くと3列目を*2確保できた。
3000円で3列目とはラッキーだ。
自分のすぐ横には車椅子の方が居て、自分はあえてその車椅子の人のそばに陣取った。
悪冠の乱闘対策で。
その作戦は終わってみると成功だった模様。


◆第1試合◆

ドラゴンキッドYOSSINO(ウルトラ・ウラカン・ラナ)ドン・フジイ、×セカンド土井
アイパーズのテーマに乗ってアイパーズは3人揃って入場。第一声は例によって「高いところから失礼します」例によってヅラネタの漫談が始まる。谷嵜はセコンドに陣取る。漫談がひと段落ついたところでキッドとYOSSINOが入場してくる。やはり土井とYOSSINOの因縁の対決が見ものだ。最初は土井とYOSSINOがオープニングマッチらしくお互いの攻防を一通り客に見せ、拍手を貰う。この日の豊田は一見さんっぽいひとが多く、この攻防に対してもいつもよりも大き目の拍手が巻き起こる。中盤もフジイさんがYOSSINOのロープワークについていけない様もひときわ大きい笑いが起きると同時に、YOSSINOのスピードにひときわ大きい歓声が巻き起こる。そして、キッドの華麗な技の数々には驚きの声が多々巻き起こる。デジャヴなんかは最高に盛り上がっていた。終盤に差し掛かり、YOSSINOがフジイさんに対しソル・ナシエンテを決めに行こうとすると、土井は待ってましたと言わんばかりに飛び出して両手が塞がるYOSSINOに対しバカタレ・スライディングキックを喰らわせる。一応ヒットはするものの、クリーンヒットには至らず、形勢逆転までには持ち込めなかった。ここが勝負の分かれ目だ。最後はキッドが土井に対してウルトラ・ウラカン・ラナでカウント3。客はやはりキッドの動きに感動していた。


◆第2試合◆

大鷲透(ダイビングボディプレス)×谷嵜なおき
谷嵜はすぐに次の試合。谷嵜の手にはサーフボードはない。アイパーズ期間中はサーファースタイルの入場は封印なのか。すぐさま入場し、リングでロープワークのウォーミングアップ。大鷲の入場テーマが流れ、「ペポポポポーポポーポポーポ・・・・」の部分になると自分の後ろから「あっ、金本のテーマ*3だ」という声が聞こえた。花道の奥で一旦立ち止まり、客席をにらみつけてからのっしのっしと入場する。エプロンに立ち、拳を振り上げ、リングイン。コールが終わるや否や大鷲が谷嵜に襲い掛かる。ハッキリ言って大鷲のワンサイドと言っていいほどだ。谷嵜もコーナーへの串刺しシャイニング*4、コーナーポストからダイビング延髄ニー*5のコンボで必死に食い下がる。さらに、リングの中央でかがむ大鷲に対し、シャイニング延髄を食らわせるが、すぐさま大鷲の横殴りの張り手(掌打)が重くのしかかる。それが3回続き、谷嵜はフラフラ。ランニングチョークスラムで谷嵜が横たわったところで、とどめのダイビングボディプレス。さすがに返せず、大鷲の勝利。ただ、勝利後も大鷲は荒れていた。退場時には練習生2人に攻撃を加えていて、その練習生がうずくまっていた。ちなみに、この試合のレフェリーは練習生(?)の顔の四角い天パー気味の人だった。ボランティアサポーターの時によく椅子片づけを仕切っている人だ。


◆緊急決定試合〜ストーカー市川4番勝負◆
最初は堀口と斎了が入場。堀口はなぜかハイテンションで、会場中を走り回って登場。引き続きイタコネが3人+ダンサーで登場。正面のエプロンから堀口が顔だけ覗かせて生首っぽくダンサーをニヤニヤ見つめる姿がなかなかにハマッている。菊池リングアナがコールを始めようとすると、「じゃじゃじゃじゃ〜〜ん」が流れる。いつものトルコ行進曲かと思いきや、布袋寅泰の「スリル」が流れる。超がいくつついても足りないぐらい布袋ファンの自分は純粋に嬉しかった。ディーノ*6キャラで来るかと思いきや、普通に江頭2:50キャラで入場。市ちゃんは全力疾走でなだれ込んで、4方向の場外で両手の人差し指を突き出して横に倒れる、要は江頭2:50のマネを披露する。堀口と斎了は素で笑っていた。リングインするとエガちゃんの歪んだ倒立をやろうとするが、すぐに崩れる。一見さんが多い会場の雰囲気は普通に市ちゃんを迎え入れていた。マイクを取り、「おい!」と言葉を発するが、入場で息が切れて次の言葉が続かない。その光景も客はウケていた。そして、半ばムリヤリ4番勝負にこぎつける。

堀口元気(ドロップキック→片エビ固め)×ストーカー市川
結果を見てもらえればそのまま。
斎藤了(ブレーンバスター→片エビ固め)×ストーカー市川
堀口戦のようにはいかず、斎了のドロップキックは返される。しかし、お約束のブレーンバスター宣言から自ら喰らうという展開であっさり敗北。
ミラノコレクションA.T.(片エビ固め)×ストーカー市川
ここで市ちゃんは奮闘する。かんちょう、735をミラノに見舞い、コーナーポストに上ったところでミラノにトップロープを揺らされ、市ちゃんがバランスを崩して股間を痛打。もんどりうってるところでミラノがフォール。
アンソニー・W・森(片エビ固め)×ストーカー市川
ミラノ戦のダメージが残って動けず。そのままフォール。


◆第3試合◆

堀口元気斎藤了(逆さ押さえ込み)ミラノコレクションA.T.、×アンソニー・W・森
市ちゃんを下ろし、ミラノは再度ガウンを羽織る。試合前、後ろの席の子供から「白い人、KABA.ちゃんに似てる」って声が聞こえた。コールを終えて試合が始まる。堀口のH.A.G.E.コールは2回行われる。斎了もアンソニーもそれぞれに見せ場を作って盛り上げるが、アンソニーの「いきますよ〜!」は決まらず。ミラノのパラダイスロックも斎了が転がって逃げるなどきっちり笑いの場も作ってくれる。最後は堀口の逆さ押さえ込みが決まる。東海地方は比較的相性のいいアンソニーが星を取られる結果になった。ちなみにこの試合もレフェリーは前出の練習生。


セミファイナル Ray de Parejas公式戦◆

鷹木信悟、○TARU、CIMA(TARUドリラー→片エビ固め)マイケル岩佐ダニエル三島、×ジョンソン・フロリダ
まずはフロリダがスカパー販売ブースから直行。例によってジョンソンの紹介が行われ、豊田のヨイショで客のハートをキャッチ。豊田の客のハートの掴み方は至って簡単。「車はトヨタ車に乗ってマース」の一言だ。続いてクレイジーが入場。CIMAは相変わらず腰にサポーターベルトを巻いている。ジョンソンを捕まえてしきりに「八木」と呼ぶ。ジョンソンは必死に「ノー!」と言い張る。これだけで客はややウケ。引き続きCIMAがマイクを取り、「ウチら、もう後がないから勝ちに行かせてもらうからな!」と意気込む。最初は鷹木とジョンソンが出る。すると、鷹木はガチンコで勝負に行き、ジョンソンに覆いかぶさる体勢になったところで、マイケルがフォローに入る。「この試合はお笑いデース。話になりませーん」と鷹木にダメ出し。マイケルはTARUを指名し、お笑い、いわゆるC面ファイトを展開する。数珠つなぎアームロック、ヘッドロックは鷹木なしの5人で行われる。パントマイムも披露され、TARUも応戦。そこでフォローに入ったのはガチンコモードの鷹木。マイケルが壁を作ってバイバ〜イと悠然と手を振る背後からハンマーを落とす。それに触発されたのか、マイケルもマジモードで応戦する。無限大で言うマイケルの「二の腕アッパー」、ダニエルの「ルー・テーズ」を鷹木に浴びせる。一方CIMAは場外からジョンソンを牽制しに動く。フロリダは必勝パターンに持ち込むべく椅子を持ち出す。TARUとマイケルが椅子のトスを繰り返す途中で玉金がインターセプトし、そのまま場外に投げ捨てる。その時点でフロリダの勝機が薄くなる。TARUがジョンソンを捕まえた時に自らのマスクを使ったトリッププレイを見せるかと思いきや、そのままTARUドリラー炸裂。3カウントを奪い待望の勝ち点。


◆メイン◆

横須賀享新井健一郎K-ness.望月成晃(横須賀ライナー)高木省吾、×菅原拓也brother YASSHI近藤修司
入場時はやはり悪冠のほうが何者をも寄せ付けないオーラが出ていた。コールが終わると同時に悪冠はいきなり場外戦に持ち込む。自分の近くにはアラケンとジェットが来るが、車椅子の客を考慮してか、客席には投げ入れず、体育館の隅で乱闘を繰り広げる。モッチーの蹴り、アラケンの頭、K-ness.と横須賀のコンビネーションが光る。対する悪冠はいい所がさほど見られなかった。菅原はブロックバスターを見せるものの、十三不塔は決まらず、ブラザーのフライングビッグヘッドも不発。ジェットラッシュは一度は炸裂するものの、二度目は決まらず、K-ness.のお返しを喰らうハメに。近藤のパワーはやはり客も目を見張るが、キングコングラリアットは決まらず。最後は横須賀が高く飛んでのウラカン、横須賀ライナーが菅原に炸裂。カウントが3つ入るが、菅原は不満顔で神田レフェリーに詰め寄る。神田はそのまま逃げるように退場。近藤は場外でマイクを持つ。「望月、お前がベルトに挑戦するなんざ、10年遅えんだよ!」と少し噛む。対するモッチーは「近藤、お前噛んでんじゃねえぞ!マイク持つなんざ10年早えんだよ!」と返す。それと同時に観客は沸く。観客に対し御礼を言い、「最近マイクが少ない」とグチってるらしいセコンドの土井に締めを任せる。しかし、土井は思いがけずマイクを振られて慌てふためいて、近藤同様噛む。それを見たモッチーはコケる。「FM2K、アイパーズともにさらに進化して帰ってきます。」と締める。


◆試合後◆
FM2Kのサイン会。
自分はモッチーとアラケンと土井のサインを持っていなかったので参加。
参加条件は昨年のタッグリーグのパンフを購入。
モッチーは自分の顔を見てニヤッと笑う。
顔を覚えてくれていたのか、自分の顔が面白い顔だったのかはわからない。
アラケンのサインが似顔絵に変わっていた。
会場の出口には募金握手会。
参加選手はミラノだ。
一応募金してミラノと握手しておく。

*1:優待カードで5名まで割引。

*2:最初は2列目だったけど、あとで前に1列追加されたので3列目になってしまった。最前列はA列目という扱いだった。

*3:阪神タイガース金本知憲が甲子園で打席に立つ時に流れる曲が同一です。

*4:無限大ではFHと言ってた。

*5:無限大ではDHだかBHだか言ってたが、前者のFHのFがfrontの頭文字とすると、こっちはbackのBなのではないかと思う。

*6:プロレスでスリルといえばリアルホモレスラー、男色ディーノのテーマ曲