根性、根性、ド根性

NHKサンデースポーツで興味深い特集が組まれていた。
特集は子どもたちの基礎体力低下。
基礎体力が低下すると精神障害を招く確率も上がるという研究の結果が出ているらしい。

言われて見ると、道場の子どもたちにも思い当たるところがある。
ハッキリ言って「根性がない」と言うところに出ている。
基礎運動させても途中であきらめたり、露骨に手を抜いたりする子が多い。
あと、不完全なまま妥協してしまい、より完璧に近い形を目指そうとしない子も居る。
ちょっと苦しいと「先生、足が痛いので休んでいいですか?」「頭が痛いので休んでいいですか?」という声が上がる。
自分は「はい。休め。」とサックリ休ませる。
本当は休んでほしくないという気持ちもあるが、そんな甘えた気持ちで練習させるとその先にケガとかの危険が大きくなると判断して休ませる。
と言うよりは「そんな根性ないヤツは練習するな。」と非情に突き放していると言った方がいいのか。
その根性を教える、養うのも指導員の役目と思うかもしれないが、根性を教えるというのは今の教育の現状が背景にあってか難しい。
一歩間違えると虐待扱いされて指導員が悪人扱いされかねない。
だから、自分が子どもの根性を養うスタンスは「子ども側に自発的に出せる根性を出せる限りだしてもらって、そこから手を差し伸べる」といったところになる。
その「自発的に」というのが難しいところであるのは確かだ。

どうやったら子どもの根性養う事ができるのでしょうかねぇ。