EL NUMERO UNO 2004 京都KBSホール

◆第1試合◆タッグマッチ

新井健一郎・×アンソニー・W・森(12分00秒 ソル・ナシエンテ)○YOSSINO横須賀享
やはりアンソニーはショックから立ち直れないのかうなだれて入場。試合前の握手も人間不信に陥ってるのかびくびくしながらチョンと触る程度だ。違うコーナーにいる横須賀やYOSSINOから励まされながら試合を進める。ようやく動くとヤケクソ気味に空元気振りかざしてがむしゃらに突っ込む。最近は「いきますよ〜〜!」も不発ばかりで見ていて痛々しい。最後はYOSSINOにつかまり、ソルナシエンテでギブアップ。元のさわやか王子様に戻るのはいつの日か。昨年末名古屋で見せたメインで堀口からピンを奪ったあの勇姿はもう見られないのか。

◆第2試合◆ハンデキャップマッチ

ダニエル三島、○マイケル岩佐(5分11秒 反則)×堀口元気
最初のMCではフロリダがレフェリーの八木をハゲと馬鹿にし、堀口が「俺のことはともかく八木さんをバカにするな!」と言い放つ。すると、その光景を見て「ハゲがハゲを励ましてマース」と大爆笑。試合は連鎖アームロック、「ワザトジャナイヨー」などを織り交ぜつつ星条旗の椅子が出てくる。堀口が椅子を返し痛がる。すると、マイケルが八木を背後から椅子で叩き、二人はリングの外に逃げる。八木が後ろを振り返るとリングの中には痛がる堀口と椅子が置いてあるだけ。その光景から八木は堀口が暴行加えたと見なし反則を取る。

◆第3試合◆EL NUMERO UNO 2004 公式リーグ戦Aブロック

望月成晃=7点(5分28秒 ウラカンラナ)×近藤修司=4点
最初のMCでは望月が近藤に負るよう要求するも、近藤はガチンコ勝負を望む。途中同リーグ同率2位の菅原が二人を連れ出し、両者リングアウト狙いに行くも二人ともカウント19で生還。その後お互いの技を出し、モッチーがあっという間にウラカンラナで3カウントを奪う。結果的には省エネ試合だったように思えた。試合後CIMAが出てきて「そんな試合して恥ずかしくないんか?」などと罵倒する。

◆第4試合◆同Bブロック

ドラゴンキッド=6点(時間切れ引き分け)ミラノコレクションA.T.=4点
まさかまさかのミラノのドラスク行き。ミラノは執拗にキッドの腕を狙いに行く。キッドはそれをことごとく耐え忍ぶ。ミラノの勝ちを逃した要因は一つ、「A.T.ロックにかかるのが遅すぎた」ことでしょうね。SUWAに完膚なきまでに叩きのめされたのがA.T.ロックをためらわせたのではないかと思う。

◆第5試合◆同Bブロック決勝トーナメント進出者決定戦

谷嵜なおき(9分13秒 逆さ抑え込み)×セカンド土井
単純にキャリアを比べれば土井が有利。しかし、谷嵜も小気味よく攻めたりもする。一進一退の攻防の後、勝負の行方を左右するシーンが。土井が「バカタレスライディングキック」をスカりやがった。これで土井の勝機が逃げたように思えた。すかさず谷嵜に髪が宿り、逆さ押さえ込みでカウント3で勝利。代理でもよくやったよなぁ。

◆第6試合◆6人タッグマッチ

TARUドン・フジイ、○CIMA(13分40秒 片エビ固め)菅原拓也、×"b"YASSHI、大鷲透
のっけから大乱闘。自分の目の前にCIMAと大鷲が大暴れ。CIMAが倒れているうちに大鷲が椅子をリングに上げて、その椅子を使ってブラザーがTARUの足を壊しに走る。俺の椅子上げるなや、透ちゃん。CIMAがリング上に戻ると大鷲をモンキーフリップで投げてみたり、TARUが怪我した足で蹴りを喰らわせたり、フジイさんがブラザーにラリアットぶち込んだりいろいろ見せ場を作ってくれる。最後はCIMAのナカユビ→シュバインでブラザーをフォール。CRAZYの勝ちだ。

◆その他◆
正直近藤がモッチーに謀反企てるかと思っていたのに何事もなく少々残念だった。